尾付け
2010年 12月 18日
最新刊の金魚伝承に『著名作り手の種親選び』という特集があり、今ここを何度も読んでいます。
その中で多くの方々が種親の条件にあげているものが『尾付け』です。
調べてみると上の写真の黒丸部分が尾付けのようです。
この親骨の出方が尾型を左右するといっても過言ではないみたいです。
たしかにこの親骨の出方で、尾が片落ちしたり引いてしまったりしたので大切だとは思っていましたが、遺伝する要素だとは知りませんでした。
そう考えると、上の写真の魚はいい種のようです。真横にしっかり出てますし、尾皿も横に広がっています。
こんな細かいところまで遺伝するんですね~。驚きです。
ちなみに舵鰭の本数も遺伝しやすい要素らしいです。そうなると、1本舵は種としては考えちゃいますね。他が同等であれば、2本が上なので。
この魚は来年の種として残していましたが、左の親骨が僅かに内側から出ているのでダメなんですかね~?
下に上見の写真を載せていますが、魚の雰囲気もよく背~腰にかけても綺麗です。しかし写真でもわかるように三つ尾で1本舵なんですよね。。。
これをどう判断すればいいのか。。。難しい。。。
どっちにしても、そんなに選ぶほど魚はいませんので使うことにはなると思います(笑)
しかし、まだまだ知らないことがありすぎてとても楽しいです。